交流の広場 帯山の道しるべ
平成２０年度熊本県地域の縁がわづくり推進事業費補助金の交付金により、２００８年１１月２９日に発足しました。この事業は、熊本県が高齢者、障害者、子どもや子育て中の親など、誰でもがいつでも集える地域福祉の拠点として「地域の縁がわ」づくりを進めているもので、先駆的に取り組む団体を支援し、多様な福祉サービスが育つきっかけづくりを推進することを目的にしています。
実施主体は、社会福祉法人やまびこ福祉会（理事長・樺島啓吉）です。
やまびこ福祉会は、１９８４年に発足した無認可の小規模作業所・やまびこ共同作業所が２００１年１０月、社会福祉法人を取得し現在３つの事業所を経営・運営しています。すなわち就労継続支援Ｂ型事業所・ワークセンターやまびこ、就労継続支援Ａ型事業所・ゴー・スロー、共同生活援助事業グループホームすばるの３か所です。
帯山の道しるべは、法人が経営するゴー・スローの隣の八百屋だった空き店舗を改造して開設したものです。２００８年１１月２９日に開所式を行いました。当日は、約５０名の方が参加していただき、熊本県健康福祉政策課福祉のまちづくり室、地域の自治会長・老人会長、婦人会長、健康友の会およびゴー・スローの仲間たちから祝辞をもらいコーヒーで乾杯しました。
交流の広場帯山の道しるべは、地域の方、高齢者や障害のある方とのふれあいが目的です。ここには、交流喫茶“道しるべ”とコミ談話室“よりみち”があります。
交流喫茶“道しるべ”は、帯山小学校通りに面した喫茶店です。だれでも自由に気軽に利用できます。コーヒー一杯１５０円、そのほかいろんな飲み物や食べ物を販売しています。ボランテイアで運営しています。誰もいないときはセルフサービスでお願いしています。平日は、午前９時から午後４時まで営業しています。土・日・祝日は原則としてお休みです。
コミ談話室“よりみち”は、喫茶店の奥にあり、いろんな企画・相談会や団欒、ミーテイング、食事会、カラオケ大会、着物の着付けなどに利用されています。（１２，５畳）
利用については、昼間はコーヒー飲んでいただけば無料です。ただし５時以降や土・日・祝日の利用は有料（千円）です。事前に予約が必要です。
追記：平成21年度、年賀郵便寄付金助成金（32万円）をいただき、古さびた昔のシャッターを近代的なパイプ式のシャッターに改修し、大変見栄えが良くなりました。
２００９年度の利用状況は次に通りです。
- ２００９年４月
ゴー・スローの仲間たち（ミーテイング）、県福祉にまちづくり室から見学、銀行ＯＢ会の食事会、イギリスのイアンさん夫妻見学、帯山地位に方々食事会、八代集いの家見学 - ２００９年５月
ゴー・スロー仲間たち（ミーテイング） - ２００９年６月
ゴー・スロー仲間たち（ミーテイング）、永田様（着物着付け）、（茶道）、（カラオケ） - ２００９年７月
ゴー・スロー仲間たち（ミーテイング）、本田様（めだか会食事会）、永田様（着物着付け）、（茶道） - ２００９年８月
ゴー・スロー仲間たち（ミーテイング）、めだか会（カラオケ）、帯山婦人会（カラオケ）、永田様（着物着付け）、（茶道） - ２００９年９月
ゴー・スロー仲間たち（ミーテイング）、本田様（食事会）、生活と健康を守る会（相談会）、永田様（着物着付け）、（茶道） - ２００９年１０月
ゴー・スロー仲間たち（ミーテイング）、めだか会（カラオケ）、健康友の会（会議）、永田様（カラオケ） - ２００９年１１月
ゴー・スロー仲間たち（ミーテイング）、帯山地域の方（会議）、本田様（食事会）、（誕生祝い会） - ２００９年１２月
ゴー・スロー仲間たち（ミーテイング）、生活と健康を守る会（相談会）、西日本記者（取材）、ゴー・スローもちつき大会、永田様（茶道） - ２０１０年１月
ゴー・スロー仲間たち（ミーテイング）、帯山地域の方（会議）、本田様（新年会）、永田様（茶道）、（カラオケ）
- 財政（月間）
支出 収入 水道光熱費 5,000 会場使用料 3,000 珈琲等材料費 2,000 珈琲収入 6,000 駐車料 6,000 その他 2,000 ——————————————————————————————————- 13,000 11,000 - 開設当初の投資と補助金・寄付収入など
支出 収入 改修工事費 3,060,000 熊本県補助金 1,650,000 設備備品費 400,000 個人寄付金 1,656,000 その他 346,000 法人支出 500,000 —————————————————– —————————————————– 3,806,000 3,806,000
