理念・経営方針
- やまびこ福祉会は、障がいのある人が、人間としての尊厳が重んじられ、その尊厳に相応しい生活を保障されることをめざします。
- やまびこ福祉会は、障がいのある人たちが、地域で安心して暮らし、働くことを通して社会参加と自立をめざします。
- やまびこ福祉会は、すべての人々が幸せになることを願い、すべての障がいのある人が、よりよい社会を創造していくことをめざします。
そのために、障がいのある人やその家族、地域のみなさん、そして職員の３つ の“笑顔”を育みます。
経営方針
（一）常に身のまわりのことに共通の認識をもつようにします。
｢何のために｣「誰のために」を常に問い続けます。
ものの見方･考え方として、①長期的に見る ②多角的に見る ③本質的に見ることを基本とします。
（二）3つの笑顔をはぐくむことを大切にします。
障がいのある人やその家族の願いやニーズをもとに事業を進め、すべての人にとって、ともに暮らし良いやさしい街づくりを進めます。｢利用者･家族の笑顔、地域のみなさんの笑顔、職員の笑顔｣を絶やさず、育むことを大切にして、将来計画の検証と実践を進め、次の計画へのステップとします。
（三）障害者権利条約に基づき、障害者自立支援法の検証を行っていきます。
大多数の障がいのある人やその家族、福祉関係者の思いとは裏腹に導入された障害者自立支援法です。
この自立支援法による実態を明らかにし、市民のみなさんの声として発信していくことが、これからの福祉の未来を展望していくことになります。
法に基づく適切な対応を進め、法の誤りは正していく姿勢で望んでいきます。
（四）新たな創造と連帯で展望を開きます。
障害のある人の権利と生活を守り発展させます。新たな創造と地域との連帯･連携を基礎に事業の検討･具体化を進めます。
（五）やりがい･働き甲斐のある法人をめざします。
広い視野･総合性･専門性を持った人材の育成・発掘を進めます。目的意識・課題意識をもって実践に取組み、利用者･家族から、また職員間で、日常的にともに学び、ともに育み合える関係づくりを進めます。ともに育ち合い、活力に満ちた豊かな人間集団としての職員間の信頼関係をつくります。そのために学習、教育研修を重視します。
